2010年9月4日土曜日午後4時より「うたまくら茶論」では、「みやびうたコンサート」が開催されました。
今月の和歌劇は「家持」 万葉集を編さんした大伴家持のお話です。
和歌劇の上演の前に脚本をされました菅沼先生より 今回の和歌劇の解説がありました。
最近秋田県で発見されました木簡が、家持のものではないか?
古代史を書き換えるかもしれない大発見がありました。
詳細は、和歌劇ブログを御覧いただければと思いますが、今から1300年の昔 大和朝廷はまだ日本全土を完全に統治していたわけではなく東北地方には蝦夷(えみし)と呼ばれる朝廷に反乱を起こす部族もありました。家持は京に恋人である笠郎女(かさのいらつめ)を残し征東将軍として秋田に赴任します。両人は60歳を超えていましたが、恋に年齢は関係ないとばかりに多くの恋文を残しています。あつ~い遠距離恋愛を通して大伴家持の人物像にせまります。
コンサートはピアノ伴奏曽和さん パーカッション水野さん
歌枕先生の流暢な語りと高く澄んだ歌声で物語は進行して行きます。
堂々とした重厚な曲 軽快な曲 哀愁に満ちた曲とバラエティに富んだ構成で楽しめる和歌劇となっています。
今回参加の方々です。
残暑きびしい折り和歌山からお越しの一番元気な 角田先生です。
今日の1曲は、幼いころ母が歌ってくれた歌で国名と首都の都市名が出てくる数え歌でした。
石川さんです。先日の発表会では、和歌劇「遣唐使の物語」で武則天役で大活躍していただきました。
いつもお花を生けてくださる小澤さんです。今日は秋の七草を飾ってくださいました。
安永さんそして同僚の寺西さんです。「素敵な曲なので、早く楽譜にしてください。」
作曲を担当の福原さんは、「すばらしい出来に感激しました。」
松田さん 岩城さん 笹木さん そして
今回もすばらしい演奏をしてくれました 曽和さんと水野さんです。
水野さんは、「台本が特に気に入りました。」とのことです。
「みやびうた」は、歌枕先生の歌で「秋の七草」 秋の七草言えますか?
あさがおの花は、今 何と呼ばれてますか? 是非この歌を覚えてください。
そして、秋にちなんで「君待つと」
最後は、家持にもゆかりの「梅と宴」梅娘私 お酒は、浜松の銘酒「空(くう)」で乾杯いたしました。
コンサートの後は、お待ちかね 歌枕先生の手作りディナーです。
鯛サラダ ゆずこしょうドレッシング
こりこりとした新鮮鯛のお作りと特製ドレッシングが絶品です
中華風とうもろこしのスープ
きのこも入った冷たいコーンスープです。
スペアリブの煮物&そば
骨付きの大きなスペアリブとあっさりとおそばの組合せが最高です
レアヨーグルトケーキ
本日のデザートは、すっぱさが何とも言えず上品なヨーグルトケーキです。
次回の「みやびうたコンサート」は10月2日午後4時のスタートです。
いよいよ
9月25日(土)26日(日)奥浜名湖 宝林寺でのコンサートが開催されます。
風光明媚な浜名湖畔にたたずむ歴史と趣のあるお寺でのコンサートです。
季節も果物や木の実もたわわに、「実りの秋」となってまいりました。
宿泊施設もございますので観光を兼ねての鑑賞もよろしいかと思います。
皆様のご参加をお待ちしています。
前売り券好評絶賛発売中です。詳細は「うたまくら事務局」までお問い合わせください。