2010年10月2日土曜日午後4時より「うたまくら茶論」では「みやびうたコンサート」が開催されました。
本日の演目は、和歌劇「引間城物語」 戦国武将 今川義元にまつわるお話です。
まずは先日の奥浜名湖 宝林寺でのコンサートで二日間裏方を引受けていただき八面六臂の大活躍の村瀬さんです。
コンサートは、大成功 無事に終了することができました。ご苦労様でした。
和歌劇の前に脚本の菅沼先生より今回の「引間城物語」の解説がありました。
タイトルの「引間(ひくま)城」とは現在の「浜松城」とのことです。
時代は、戦国時代 今川 北条 武田 織田 等群雄割拠の時代です。
なぜ武家が和歌を詠んだのか? 今川家は京都より和歌の師匠として冷泉為和を呼んでいますし、その地位も相当高かったようです。
京都の宮廷文化へのあこがれか、家臣団をまとめるのに教養の高さや文化的な優劣も関係したのか、一方、徳川家康は武芸一筋で余り和歌は得意でなかったようです。
和歌劇は、歌枕先生の流暢な語りと澄んだ高い歌声で進んで行きます。
詳細は、和歌劇の紹介ブログをご覧いただくとして、
今回は、福原さん いつもいい曲を書いていただいてますが、「引間城物語」は特に非常に軽快にして優雅、流れるようなメロディにパーカッションの絶妙さが加わりすばらしい出来となっています。皆様も機会があれば是非ご観賞ください。
再演の予定もあるそうです。
今回の参加者の方々です。
金子さんです。宝林寺コンサートでは、スタッフとしてがんばっていただきました。
最長老 角田先生も和歌山から元気に参加してくださいました。
作曲家の福原さんです。宝林寺コンサートでは、演奏でも大活躍でした。
奈良からお越しの伊藤さんです。宝林寺コンサートに駆けつけていただき、公演の後片付けのお手伝いもして下さいました。
「うたまくら」のスタッフ 岩城さん そして 笹木さん
和泉市からは、パーカッションが最高でしたと安永さん
そして、同僚の寺西さんは お誕生日です。
「おめでとう おめでとう 寺西さん お誕生日おめでとう」
小澤さんは、今回も秋らしい花を生けてくださいました。心がなごみます。
歌枕先生の歌で「萌え出づる春」そして
宝林寺コンサートでも好評でした。秋らしく「秋の七草」
本日は、ピアノ演奏 曽和さん パーカッションは 水野さんでした。
「おめでとう おめでとう 松田さん お誕生日おめでとう」
「うたまくら」の松田さんのお誕生日です。
歌枕先生の歌で「風月同天」松田さんへのメッセージも朗読されました。
コンサートの最後は、「梅と宴」本日の梅娘は荒木さんです。参加者全員で乾杯いたしました。
いよいよ10月10日は奈良「法華寺」でのコンサートです。
平城京遷都1300年の記念コンサートです。皆様是非、足をお運び下さい。
お問合せは、「うたまくら事務局」までご連絡ください。好評絶賛前売り中です。
コンサートの後は、歌枕先生の手作りディナー 本日のメニューは
今日のタジン
かぼちゃのしめじ鶏そぼろあんかけ
やわらかい鶏肉と野菜たっぷりの温まるお料理です。
きのこの春巻
秋らしくパリっと揚ったきのこの春巻きです。特製のたれでいただきました。
まつたけ鍋
まつたけの香りがなんとも言えない秋のお鍋です。
おにぎり2種
ちまき風おにぎり
浜松 佐藤さんのしょうがごはん
しょうがのいい香りが爽やかです
お誕生日ケーキ
松田さんのスウィートポテト&寺西さんのシンプルシフォンケーキ
甘いスウィートポテトと大きなシフォンケーキが今日のデザートです。
皆さん和気藹々と楽しいお食事でした。
次回の「みやびうたコンサート」は11月6日土曜日午後4時の開演です。
演目はアンコールシリーズで和歌劇「采女」失恋した悲しみから 猿沢の池に身を投げた伝説の采女のお話です。